ポーランドにある銀行が、ワコム製品を使用してどのように顧客サービスの効率性と安全性を向上させたかについてご確認ください。(英語版のみ)
金融
契約のデジタル化を促進
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金融業では、ワコムのソリューションを活用することにより、口座開設からクレジット契約に至るまでの業務において、お客様に安全に電子サインを取得いただけるようにしています。
重要な契約の締結をサポート
現代の銀行、保険会社、その他の金融サービス企業では、金融商品などの重要な契約を締結する際、お客様が安心してサインできる環境を整える必要があります。
ただし、収益性を維持しながらお客様の待ち時間を最小化するためには、プロセスを合理化し、紙ベースのワークフローを削減することも必要です。
ワコムソリューションの活用方法
金融業の皆様は、ワコムのソリューションを活用することにより、そのような目的をさまざまな手法で達成できるようになります。まず、各種書類を即座にデジタル化することにより、文書管理を迅速化し効率性を高めることができ、さらには紙の消費やその管理コストも削減できます。
次に、ワコムの電子ペン・インクテクノロジーを活用することで、金融業の皆様やそのお客様はこれまでと同じ手書きのサインで手続きを行うことができます。これによりキーボードやマウスによる入力を行わずに済むため、対面でのコミュニケーションの妨げとならず、利用者の利便性が向上します。
金融サービス業での活用シーン
電子サイン検証
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大きな契約を締結する場合、サインは今日でも最も一般的な方法ですが、安全性の確保が必要です。ワコムのソリューションは、このような場合に役立ちます。
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概要
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署名詐欺の防止と特定
金融サービス企業は、顧客契約が法的拘束力を持っていることを確認し、詐欺師が詐欺を企てようとするのを防ぎ、犯行後に署名の異常を特定する必要があります。では、署名を偽造または偽装しようとしている人をリアルタイムで見分けたり、本物の中から偽物の署名を見つけ出したりするにはどうすればいいのでしょうか?
Wacom Ink SDK for verificationにより、銀行員は顧客の身元をリアルタイムで確認できます。また、不正防止チームによる調査中に、時間をかけて署名の異常を見つけ出すこともできます。
具体的には、SDKは
- 新しいまたは疑わしい手書きの署名を、リアルタイムで、またはフォレンジック検査プロセスの一部として、既知の本物の例と比較します。
- サインの真偽を即座に通知します。
- セキュアかつ正確でコスト効率の高いソリューションです。
- サインデータを一切保管しないため、コンプライアンス上の問題が発生しません。
「このソリューションは、ユーザーから非常に好評を得ています。」
Damjanovičeva氏、業務執行取締役、小売銀行および中小企業担当
融資の開始
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デジタル世界では、お客様は速やかな融資の承認を期待しています。ワコムのソリューションを活用すれば、このようなプロセスを迅速化することができます。
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概要
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導入事例
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複雑な金融契約の手続きを簡素化
ワコムの金融向けソリューションを使用すると、従業員やお客様が複雑なフォームに記入する際に、より直感的に作業することができます。次のようなことが可能になります。
- デジタルテクノロジーにより、紙に書くように画面上でペンを直接使用して申込書や契約書に書き込んだり、注釈付け、マークアップ、および強調表示を行ったりすることが可能
- お客様と従業員の間でフォームや文書を共同で作成することが可能
- 紙が不要な合理化されたデジタル承認プロセスを実現
「現在、当銀行の営業店では2万人の顧客が1,700台のタブレットを使用しています。」
Tomasz Motyl氏、ITシステム&イノベーション、Alior Bank