ワコムのテクノロジー
Electro-magnetic
Resonance
EMRを使用すると、デジタルでありながら、紙の上でペンを使うのと同様に直感的かつ自然な書き心地を実現できます。
使い慣れた感覚の再現
紙に書くことは、誰にとっても簡単かつ慣れ親しんだ作業です。ただし、紙の上のペンを当てる位置や筆圧など、書き方の特徴をデジタルで再現することは複雑な作業を必要とします。
EMRの仕組み
ワコムが特許を取得した電磁誘導方式(EMR)は、デバイスの液晶ディスプレイ(LCD)画面の裏側にあるセンサー層と強化ガラス層で構成されています。センサーは、垂直/水平交互の格子状に配置されています。それぞれのセンサーは正確に組み込まれており、微弱な電磁信号を発します。これらの信号を組み合わせると、デバイスのガラス面から約5 mmの範囲に磁場が生まれます。
EMRのメリット
EMRの利点は、ペンに電源を一切必要とせずに、電力がLCD画面および保護ガラスを通過してペンに供給されることです。このため、バッテリーの消耗や電源ケーブルのねじれ、破損が発生しません。これらは、ワコムの品質および信頼性に優れた技術を組み合わせて実現しており、業界最高の精度と耐久性を誇ります。
長く使える耐久性
こうした利点に基づき、頑丈なガラス面を装着したワコムのデバイスでは、何十万回ものサインの後でも液晶サインタブレットは外観を保ち、問題のない動作を保証します。