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2020/04/06

ワコムの液晶ペンタブレット、富士通九州システムズ開発のPMSに採用

― 宿泊者情報の入力効率化、情報管理のセキュリティ向上、保管費用の節減を実現 ー

株式会社富士通九州システムズが開発している宿泊管理システム(PMS: Property Management System)『GLOVIA smartホテル』の電子レジカード(宿帳)オプションに、ワコムの液晶ペンタブレット『DTK-1660』(16型)とDTC133(13型)が採用されました。

チェックインの際に宿泊者は、レジカードの記入・確認から、その後の署名(サイン)まで、両製品の画面上で 手軽かつスピーディーに済ますことができます。ホテル側は、宿泊客が記入したレジカードの情報をPMSへ 再入力する工数を大幅に削減することができます※1。また、紙に記入された宿泊客情報は、整理が煩雑に なったり紛失の恐れがあるほか、保管コストもかかります。レジカードの電子化によって、顧客情報 (個人情報)を一元的に管理し、セキュリティの堅牢性を高めると同時に、検索性も向上できます。

※1 PMSでの液晶ペンタブレット導入により、レジカード管理にかかる作業時間を約5割削減できたという実績が報告されています(ワコム調べ)。

近年、SDGs(持続可能な開発目標)への意識が高まる中、『GLOVIA smartホテル』の電子レジカード オプションは、ペーパーレス化を促進し、紙資源の節減につながります。

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16型液晶ペンタブレット『DTK-1660』 使用シーン

PMSの導入は、全国に10,400あるホテル施設(2018年11月時点)で進んでおり、現在、その1割程度で ワコムの液晶ペンタブレットが使用されています。このたび、PMS市場大手の一つ『GLOVIA smartホテル』に採用されたことで、本市場における液晶ペンタブレットの普及が加速されると期待されます。 

ワコムは、お客様の様々なご要望にマッチするデジタルペンとインクのテクノロジーを活用し、 より便利でサステナブルなソリューションの提供を行っていきます(その他の導入事例はこちら)。

 

【ワコムについて】
株式会社ワコム(東証一部: 6727)は、デジタルペンの技術を通して、「デジタルで描(書)く」体験をお客様の様々な二ーズに合わせてお届けする、「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」です。ワコムのペンタブレット製品は、全世界150以上の国と地域で、映画制作や工業デザインのスタジオ、デザイナー、マンガ家などのプロクリエイターから、趣味でイラストや写真加工を楽しまれる方まで幅広くご愛用いただいております。また、「書いて学ぶ」ことが欠かせない学校や塾など教育の現場、医療現場での電子カルテ等の記入、金融機関等での各種申込書、クレジットカードの電子サイン用にも、ワコムの製品は使用されています。さらには、オフィスや家庭で使われているデジタルペンを搭載したパソコン、タブレット、スマートフォン向けにもワコムのペン技術をOEM提供しており、多くのモバイルIT機器に搭載いただいています。 ワコムはこれからも、最先端技術との連携も視野に入れた新しいデジタルペンの体験と価値をお届けしてまいります。

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