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2014/10/20

【お知らせ】 ワコム、専門学校 九州デザイナー学院にクリエイティブタブレット「Cintiq® Companion」30台を納品

株式会社ワコムのWindows 8搭載のクリエイティブタブレット「Cintiq Companion」30台が学校法人 九州安達学園 専門学校 九州デザイナー学院(校長 吉永文治、以下 九州デザイナー学院)に導入され、2014年4月よりデジタルによるマンガ制作の実習授業で使用されています。

 九州デザイナー学院

九州デザイナー学院は、多数の有名マンガ家を輩出してきた、九州を代表するデザイン系専門学校です。『BE-BOP-HIGHSCHOOL』のきうちかずひろ氏、『西荻夫婦』のやまだないと氏、『新・鉄子の旅』のほあしかのこ氏、『進撃の巨人』の諫山創氏などが同校で学び、現在プロとして活躍しています。

プロとして活躍できる人材の育成を目指す九州デザイナー学院では、多くのイラストレーターやマンガ家に使用されている液晶ペンタブレットの導入検討をしていました。コミックイラスト、マンガ業界では、近年アシスタントにもデジタル作画のスキルが求められる傾向にあります。同校はクリエイティブの現場においてスタンダードなツールとなりつつある液晶ペンタブレットを導入することで、学生がデジタル作画のスキルを身につけることを一つの目的に掲げていました。しかし、デジタル実習授業の増加に伴ってPC教室が不足することが課題となっていました。持ち運びを実現したWindows 8搭載の高性能クリエイティブタブレット「Cintiq Companion」は、教室設備に捉われずにデジタル作画の学習の場を広げることができます。

現在、同校マンガ学科では、コミックイラスト専攻の1年生50名、2年生35名の合計85名が実習授業で「Cintiq Companion」を使用しています。普段ホームルームで使っている通常教室に「Cintiq Companion」を持ち込んで、セルシス社のイラスト、マンガ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」とピージ―エヌ社のフリーペイントソフト「FireAlpaca」で制作を行っています。アナログと同様の感覚で絵が描ける「Cintiq Companion」を利用することで、直感的な創作活動ができ、学生の課題に向かうモチベーション向上にも大きく貢献しています。また、画面上で学生の絵にダイレクトに添削ができるため、教員から直接指導を受けることができる大きなメリットがあります。「Cintiq Companion」の導入により授業の進捗がスピードアップすると同時に、学生はより多くの作品を手掛けることが可能になり、スキルも向上するという相乗効果が生まれています。


 九州デザイナー学院 作品

また、Windows 8搭載の「Cintiq Companion」は、それ1台でインターネットへの接続が可能です。実物が手軽に見られないファンタジックなイラストレーションや歴史的な題材を扱った絵を描く際は、WEBサイトから得た画像などの資料を参考にすることがよくあります。「Cintiq Companion」を利用すると、絵を描きながらブラウザを立ち上げて参考資料を手軽にインターネットで検索できるため、制作時間を短縮することができます。さらに、授業で完成させた課題をインターネット公募のコンテストやコンペティションに応募したり、課題をメールに添付して提出したりと、学生のコミュニケーションの効率向上に役立っています。

九州デザイナー学院では、2014年10月からはマンガ専攻の学生にも「Cintiq Companion」を使った授業を行う予定です。また、デジタルスキルのさらなる向上を図るため、今後「Cintiq Companion」を随時増設することを検討しています。同校の取り組みにより、デジタル化が急速に進むマンガ、イラストレーション業界で活躍する人材が今後も育成、輩出されていくことが期待されます。


※ワコム、Cintiqは株式会社ワコムの商標または登録商標です。
※その他、本書に記載されている会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
※本書に記載されている内容は発表時点のものです。やむをえない事情で当日の内容に変更が生じる場合があります。


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